【3分で分かる】GIVE&TAKE(ギブアンドテイク)「与える人」こそ成功する時代(感想)

GIVE&TAKE(ギブアンドテイク) おすすめ本
GIVE&TAKE(ギブアンドテイク)

GIVE&TAKE(ギブアンドテイク)ってよく耳にしますよね。世の中は持ちつ持たれつ。

このアダム・グランド著作の【GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代】は「人間的・社会的に成功する考え方」が解説されています。分かりやすく3分でお伝えしたいと思います。

この本はこんな人に読んでほしい。

  • 仕事やプライベートで幸せな毎日を送りたい人
  • 職場で人間関係に悩んでいる人
  • 人間分析が好きな人

こんにちは、中小企業診断士取得までに10年を捧げた、お気楽な男「ぶろのり」です。

今回は、ギバー(与える人)が好きでギバーになりたいと思っている私が、独自の視点で著書を読んだ感想と、プライベートや仕事へのいかし方についてお伝えします。

ワルのり
ワルのり

テイカー(受け取る人)が苦手だもんな。

ギバー(与える人)、テイカー(受け取る人)、マッチャー(バランスととる人)

著書GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代に登場する人間の種類は3つです。

①ギバー(与える人)②テイカー(受け取る人)③マッチャー(バランスをとる人)。

皆さんはどの種類の人間ですか。私はギバーを目指しているけどギバーになれないマッチャーだと著書を読んで思いました。では早速一緒に分析していきましょう。

ギバー、テイカー、マッチャーはどんな人か

「①ギバー」

①ギバーは与える人。人の役に立とうとする人です。そして見返りも求めません。

皆さんの会社にも「ギバー」さんはいませんか。その人は、人一倍忙しくても、嫌なことがあったとしても、感情の波がほとんどありません。

そして自分が忙しくても他人から相談を受けた時は、嫌な顔一つせず相手の話に耳を傾けています。

寛大であればあるほど周りの人から、いっそうの尊敬と信頼を集めます。

人間的に尊敬できる人はだいたい「ギバー」の人が多いですね。

ワルのり
ワルのり

お前は、まだまだギバーの領域ではないな。

「②テイカー」

②テイカーは受け取る人。いつも誰かに何かをしてもらおうと企んでいます。自分が損することをとても嫌がり、誰かにやってもらうことが当然だと思っている人達です。

またまた会社にもそんな人いませんか。嫌な仕事を押し付けてくる人。しょっちゅう頼みごとをするくせに、めったにお返しをしない人。要するに信頼が無い人達です。

テイカーはだいたい利己的な人間なので、年下から尊敬されない傾向にあります。一方で上司や目上の人には取り入るのがうまかったりするため、実力以上の評価を得たりもします。

しかし、そのうちメッキは剥がれてしまうので気にしなくてもいいと思います。

私は個人的にそんな大人「大きい赤ちゃん」と呼んでます。

ワルのり
ワルのり

一人じゃなんにもできないからな。

「③マッチャー」

③マッチャーはギブとテイクのバランスを取る人です。

自分から与えることもしますが、見返りも求めます。逆に頼み事をすれば借りができたと感じます。このタイプの人は多いのではないでしょうか。

まさしくギブアンドテイク。但し損得勘定が前提にある気がして、私は「マッチャー」にあまり魅力を感じません。

やはり「ギバー」のように損得抜きで気前よく知識を共有したり、親切にしてくれる人が人間的魅力がありますよね。

ワルのり
ワルのり

「マッチャー」=凡人ですわ。

最高の勝利者はどのタイプ

①ギバー、②テイカー、③マッチャー、では成功者に多いのはどのタイプでしょうか。

著書では大成功者を「最高の勝利者」と表現しています。

ずばり「最高の勝利者」は「ギバー」です。

他の人の役にたつ存在であることが大切なんですよ。

受け取る前に、与えたほうがいい。

うまくいかないときには自分が責任を負い、うまくいっている時にはすぐに他の人を褒めるのである。

GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代|アダム・グランド

上記の引用のようにギバーの考え方は温かいです。

自分の考えを押し付けたり、手柄を独り占めしたりすることなく、仲間が活躍できる機会を作ります。

ギバーは自分よりも他人を気遣う人のため、自然と協力者が増えるのではないでしょうか。

マネジメントでも大いに参考になります。

ワルのり
ワルのり

但し「ギバー」はバカなお人よしで終わるケースも大いにあるらしいぞ。

テイカーの見分け方、付き合い方

テイカーの見分け方

できれば「テイカー」とはあまり関わりたくはありません。

「テイカー」の見分け方について著書では面白く紹介されています。

自分にまったく利益をもたらさない人間をどう扱うかで、その人がどんな人間かはっきりわかる。

GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代|アダム・グランド

人によって態度を変える人は、経験上あまりいい人はいないですね。その人はだいたいテイカーです。

また「テイカー」の特徴として

思い上がり、優越感、特権意識、人の関心賛美を求める、注目の的、尊敬の強要、自己顕示欲が強く尊大」などが挙げられています。

ワルのり
ワルのり

めんどくさい奴らのことだな。

テイカーの経営者

テイカーの経営者についても見分け方があるそうです。

テイカーの経営者の特徴

  • 業務報告書などの自分の写真が大きい
  • 報酬が断トツに高い
  • 自称詞(私とか自分自身のこと)を使うことが多い(話の中で自称詞の平均は21%、テイカーは39%)

テイカーは自分がほかの人より優れていて別格の存在だと考える傾向があるようです。

マメのり
マメのり

もちろん経営者の中にもテイカーさんはたくさんいますよ。

テイカーとの付き合い方

テイカーと付き合うには一時的に「マッチャー」になることが著書では推奨されていました。ギバーのままだと全部吸い取られてしまいますからね。

但し3回に1回はギバーに戻ってテイカーに名誉挽回のチャンスを与えると良いそうです。

いずれにしても、テイカーは一方で媚びへつらい、一方でひどい仕打ちをするので注意は必要のようです

ワルのり
ワルのり

二面性の天才。裏と表の顔を持つ人達。

最後に、人の育て方

【GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代】では「人の育て方」についても言及しています。

「テイカー」は人をほとんど信用していないため、他人もテイカーだと決めつけています。他人の能力ややる気に気付いてもテイカーはむしろその人物を脅威とみなし、支援しようとも可能性を伸ばそうともしません。

「マッチャー」は部下が高い潜在能力を示せばそれにふさわしい対応をします。励まして育てることはしますが、そうなるまで待っていることが欠点です。

「ギバー」は可能性の片鱗が見え隠れするまで待ったりはしません。人はみんな大きな可能性を秘めた人と考えています。

私は「ギバー」の「人はみんな大きな可能性を秘めた人と考えている」が心に響きました。

人の育て方は難しいです。

なぜなら「人は変わらない」からです。私は今までずっとこの価値観で毎日を過ごしています。人を変えようと思うのはおこがましいですし、無茶無茶ストレスが溜まりますからね。

しかし、【GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代】を読んで、みんな大きな可能性を秘めた人として信頼することはできるのではないかと考え直しました。

「諦めず信頼するという想いで人を育てる」

このギバー流の考え方で人を育てていければと感じました。

これからも「ギバー」になることを目指して「テイカー」からうまく避けて生きていこうと思います。

以上、【GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代】の読んだ感想と、プライベートや仕事へのいかし方についてでした。

ワルのり
ワルのり

結局「ギバー」とか「テイカー」とか言いたいばっかだろ。

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