リスキリングを通してIT資格を取得したいけど、まずどの資格に挑戦すればいいのか、分からない方は多いと思います。
そして
皆さん、今の会社で定年まで勤めるつもりですか。ていうか勤めれそうですか。または永続できそうな会社に勤めていますか。
これから先は単純作業の仕事はほとんど無くなりそうです。一方で、デジタル人材は不足しています。
IT(情報技術)やDX(デジタルトランスフォーメーション)を使いこなす人材が求められているのは明確です。
もう愛想や人当たりが良いだけでは生き残れません。
「ぶろのり君」は調子いいだけでITリテラシー低めだからやばいね
そんな心配から解放されるためには「自分の付加価値を高める」しかありません。
なぜなら社長ではない以上、自分が勤めている会社はコントロールできないからです。コントロールできるのは自分自身だけです。
今回、後藤宗明氏の著書リスキリングを読んで、自分の付加価値を高める答えは「リスキリング」だと感じました。
最初は「リスキリング」の本当の意味をなんとなく知りたかっただけでしたが、「自分に足りないものが何なのか」が明確に見えてきました(要するにIT・DXスキル)。
政府も後押ししている成長分野(DXなど)のリスキリング。まずは手っ取り早くスキル向上と目に見える実績が得られる資格取得で考えてみたいと思います。
意識高い系の発言をしていますが、ぶろのり君は英語力が底辺のため、「リスキリング」を「リスニング(よく聴く)」だと思っていました。
リスキリングとは
リスキリングとは「新しいことを学び、新しいスキルを身につけ実践し、そして新しい業務や職業につくこと」です。
転職するためだけにリスキリングをするわけではありません。なぜなら今の会社の業務も数年後に劇的に変わる可能性があるからです。
同じ職場で、新しい業務(IT・DX)に就かなければならない時がくるかもしれません。その時に「自分の付加価値を高めてない人は」、、やばいと思います。
格言:一生学び続ける
一方で、リスキリングは成長分野(IT・DX)のことだけを言っているのではありません。
中小企業診断士やFP、宅建の資格取得をすることもリスキリングと言えるでしょう。
ですが、将来の必要な人材という観点でいえば、成長分野(IT・DX)のスキルを伸ばすことが最優先だと私は考えています。
リスキリングおすすめ資格(IT・DX)国家資格編
どんな資格を取るのが自身の付加価値を高められるのでしょうか。私自身も受験生として学びを始めたいと思います。
【ITパスポート】難易度(簡単)レベル1
ITパスポートは、ITリテラシーを高めるリスキリングの代表格の国家資格です。私の会社でも推奨しているため、令和6年度に受けてみようと思っています。
但し中小企業診断士の「経営情報システム」と被ってますよね。落ちたら恥ずかしいです。
ITパスポート試験の合格率は
「約50%」
落ちるフラグが立ちました
逆に、先にITパスポートを取得すると中小企業診断士の「経営情報システム」は科目免除になります。
中小企業診断士を挑戦中の方はITパスポート、か~らの、中小企業診断士の方が効率的ですね。
個人的に参考書は、X(旧Twitter)で見かけるITパスポートを1000点満点で合格したトシゾーさんの著書「ITパスポート最速合格術」が気になっています。
【基本情報技術者】難易度(普通)レベル2
基本情報技術者試験は、情報技術全般に関する基本的な知識・技能を持つ人やプログラム設計書を作成しプログラム開発から単体テストまでの一連のプロセスを担当する人のための国家資格です。
ここまでくればITエンジニアと名乗れるかもしれません。またマネジメントレベルの問題も出題されるようでマネジメントスキルの向上も図れます。
基本情報技術者試験の合格率は
「約40%」
実務にも役立ちそうです。またITパスポートだけでは差別化できないので「基本情報技術者」までは挑戦してみようかと思案中です。
パソコン得意じゃないのに大丈夫か
【応用情報技術者】難易度(難関)レベル3
応用情報技術者試験を合格すれば「高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち高度IT人材としての方向性を確立した者」となります。
情報技術を活用した戦略立案、経営戦略、情報戦略の策定に対する情報の分析や、モニタリング指標に基づいた差異分析などの技術が求められます。なんかカッコいい。
応用情報技術者試験の合格率は
「約25%」
レベル3の応用情報技術者になりたいなぁ
【ITストラテジスト】難易度(MAX)レベル4
ITストラテジストの「ストラテジスト」は日本語で「戦略家」を意味する単語です。
まさしく、高度なITの知見を活用して企業の課題解決や業務効率化、IT戦略の立案などで活躍できる専門職です。
私が目指しているカッコいいビジネスマンの最終系ともいえる資格かもしれません。
ITストラテジスト試験の合格率は
「約15%」
「ITストラテジスト」×「中小企業診断士」は最強戦士かもしれません
番外編【マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)】
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)は国家資格ではありませんが、Microsoft Officeソフトの操作技術を測定する民間試験です。
試験科目は
- 「Word」
- 「Excel」
- 「PowerPoint」
- 「Access」
- 「Outlook」
の5種類で、日頃の業務で使っているものばかりです。
もしかしたら、一番必要な勉強ではないかと思ってしまいます。
公式サイトによるとMOSを取得した「88%」の従業員が「仕事の成果が上がった」と回答しており、これは業務改善にもってこいの資格です。
君はこの資格から勉強しなさい
リスキリングおすすめ資格5選(IT・DX)まとめ
IT・DXに特化した、リスキリングのおすすめ資格を5つ紹介しました。
・【ITパスポート】難易度(簡単)レベル1
・【基本情報技術者】難易度(普通)レベル2
・【応用情報技術者】難易度(難関)レベル3
・【ITストラテジスト】難易度(MAX)レベル4
・番外編【マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)】
どれもリスキリングに適した資格です。
私は10年もかかって中小企業診断士を取得したため、今後はアウトプットに専念。もう資格は必要ないと思っていました。
しかし、リスキリングを通じてこのままではいけないと感じさせられました。
まだまだ学び続ける必要がありそうです。
いいえ、学び続けることを決めました。
皆さんもリスキリングを一緒にやっていきましょう。
またいらない宣言をしました。
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