【2023年4月版】私が読んだ「おすすめ本ランキングベスト3」

おすすめ本

読書好きな私が2023年4月に読んだ本の中で、単純に「面白かった」「人生勉強になった」と思った本のランキング「ベスト3」をジャンルを問わずご紹介します。

読書は「人間性を鍛えるため」の訓練(気晴らし)だと思っています。

本の内容が自分の価値観と合っていれば、この考え方は良さそうだな。と確認できますし、また本の内容が今まで自分が知らなかった考え方や物事であれば、学びになります。

今はネットで情報はどれだけでも収集できます。しかしより深い情報は読書しか与えてくれません。今の自分の価値観は、色々な本から学んで形成されていると思います。

といっても、子供の時はよく両親から「本を読みなさい」と言われていましたが、全然読みませんでした。学生の頃なんて1冊も読書した記憶がありません。

もっと早くから読書をしていれば、もう少し人間性が養われて、家族や友人・周りの人達に嫌な思いや迷惑をかけなかったのになと思ったりします。すみませんでした!

ワルのり
ワルのり

悪ふざけが生きがい「ワルのり」だぜ。お前、今でも人間性大したことねーぞ、早くランキングに進めやがれ。

第1位 出向役員野島、決断する :鈴木孝博

久しぶりに面白い本と出会えました。「困難な状況になって初めてその人の真価が問われる」。リーダーはどうあるべきかを小説で学べる「痛快な」お仕事ドラマです。

「やられたらやりか返す、倍返しだ!」でおなじみ、「池井戸潤」さんの「半沢直樹シリーズ」が好きな方は面白いと思います。

作中の経営者もそうでしたが、経営者の中には、個人的な「欲望」や「野望」の達成を目的にしている人も多いように感じます。

そんな人が経営者になると「社員は被害者になる」と、京セラ創立者である「稲盛和夫」さんが以前言っていたのを思い出しました。被害者になった社員は振り回されて疲弊してしまいます。そんな会社に勤めている方もいるのではないでしょうか。

かといって経営者と対立するのはものすごくパワーがいりますし、結構な確率でやられると思います。そんな時は、天網恢恢疎にして漏らさず(てんもうかいかいそにしてもらさず)

老子の言葉ですが悪事を行えば天罰を逃れることはできない。

要するに悪いことをしたら自分に返ってくる。こちらが手を下さなくても悪い奴はいつかは自滅するということです。それが中々待てないとは思いますが。

とにかく、リーダーは「器量」ではなく「度量」が重要であることが学べます。

■私はこの本で、「困難に遭った時にその人の価値・人間性が問われること」を再確認しました。

逆境を楽しめる男としてとても共感します。

こんな人に読んでほしい!↓

逆境に立ち向かえる、リーダーを目標としている人

「出向役員野島、決断する」は記事を書いている時点ではKindle Unlimitedで無料で読めます。無料期間サービスを利用して読むのがおすすめです。

第2位 嫌われる勇気 :岸見一郎

「嫌われる勇気」を読むのは、もう「4回目」になります。

30代の頃に有名な自己啓発本はほとんど読みました。しかし最近まで「嫌われる勇気」だけは読んでいませんでした。

理由は本の題名がダサかったからです。「嫌われる勇気」。そんなこと知ってるし、嫌われる勇気なんて全然持っていると思っていました。しかしこの本は、そんなあさはかな話ではありません。

「嫌われる勇気」この本は大袈裟ではなく「人生を豊かにする本」でした。

本の内容はアドラー心理学を対話形式でわかりやすく説明しており、登場人物は「先生」と「斜に構えた青年」です。

この本の面白い所は「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言しているところです。

自分の前に「あらゆる人から好かれる人生」と「自分の事を嫌っている人がいる人生」があったとして、どちらか一方選べと言われたとしたら。皆さんどちらを選びますか。

文中には迷わず「自分の事を嫌っている人がいる人生」を選ぶといっています。他者にどう思われるかよりも先に自分がどうあるかを貫くこと。つまり自由に生きる大切さを教えてくれます。

■私はこの本で自分の価値観の中に「対等」があることを認識できました。

もともと、目上の人だけに気を使い、下には横柄な態度をとる人が私は苦手です。相手によってあからさまに態度を変える人が気持ち悪いと感じていました。

誰に対しても意識の上で対等であること、そして主張すべきことは堂々と主張することは最大限に共感する部分です。

こんな人に読んでほしい!↓

人間関係に悩んでいる人

第3位 さおだけ屋はなぜ潰れないのか? :山田真哉

収益を上げるには「売り上げを伸ばす」か「費用を抑える」しかありません。それをさおだけ屋など、身近な例を使って説明してくれます。

確かに、さおだけ屋はなぜ潰れないかは疑問でした。さおは安いし出張販売なので人件費もかかるはずです。

そんな日々の疑問に対するカラクリを会計のエッセンスとともに学べます。

筆者は、可能な限り分かりやすく「会計の本質的な考え方」を伝えられるかを基準に書いています。

経営者は会計の知識は最低限必須ですが、会社員も仕事の責任が増えるにつれて必要になってくると思います。

私のように会計が苦手な人であってもスムーズに読める面白い本です。

■私はこの本で、利益を出すには2択(売上増やす、費用を減らす)しかないと再認識しました。

こんな人に読んでほしい

商売やビジネスに関するお金の流れを知りたい人

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」も記事を書いている時点ではKindle Unlimitedで無料で読めます。無料期間サービスを利用して読むのがおすすめです。

【30日間無料】200万冊以上が読み放題

いつでも途中解約OK

以上、2023年4月に読んだ本の中で、単純に「面白かった」「人生勉強になった」と思った本の「ベスト3」でした。ご参考いただければ幸いです。

ワルのり
ワルのり

嫌われる勇気(笑)余計嫌われるな

コメント

タイトルとURLをコピーしました