【東野圭吾】読書好きが選ぶ!デビュー作から最新作まで100選!網羅的おすすめ作品リスト一覧

おすすめ本

東野圭吾ファンのみなさん、こんにちは!

その作品数はゆうに100冊を超え、緻密なトリック、奥深い人間ドラマ、そして誰もが心を揺さぶられる展開で私たちを魅了し続けるミステリーの巨匠、東野圭吾さん。

「東野作品はほとんど読んだはずなのに、どれを読んでないか分からない!」「次はどれを読もう?」そんな熱心なあなたのために、今回は東野圭吾さんの主な単行本を、デビュー作から最新作まで発売日順にどどんと100作以上ご紹介!あらすじと読んだ感想を50字以内でまとめました。きっと、あなたの次の一冊、あるいはまだ出会っていない隠れた名作が見つかるはずです!


記事の目次
  1. 東野圭吾 作品リスト(単行本発売順:1985年~2025年7月時点)
    1. 1. 『放課後』(講談社、1985年)
    2. 2. 『卒業―雪月花殺人ゲーム』(講談社、1986年)
    3. 3. 『白馬山荘殺人事件』(光文社、1986年)
    4. 4. 『学生街の殺人』(講談社、1987年)
    5. 5. 『11文字の殺意』(光文社、1987年)
    6. 6.『ウインクで乾杯』(講談社、1988年)
    7. 7. 『魔球』(光文社、1988年)
    8. 8.『殺人現場は雲の上』(講談社、1989年)
    9. 9. 『眠りの森』(講談社、1989年)
    10. 10. 『ブルータスの心臓』(光文社、1989年)
    11. 11. 『鳥人計画』(講談社、1989年)
    12. 12. 『同級生』(講談社、1989年)
    13. 13. 『十字屋敷のピエロ』(講談社、1989年)
    14. 14. 『犯人のいない殺人の夜』(光文社、1990年)
    15. 15. 『仮面山荘殺人事件』(講談社、1990年)
    16. 16. 『宿命』(講談社、1990年)
    17. 17.『探偵倶楽部』(角川書店、1990年12月)
    18. 18. 『変身』(講談社、1991年)
    19. 19. 『回廊亭殺人事件』(光文社、1991年)
    20. 20. 『死を呼ぶ森』(講談社、1991年)
    21. 21. 『ある閉ざされた雪の山荘で』(講談社、1992年)
    22. 22. 『美しき凶器』(光文社、1992年)
    23. 23. 『浪花少年探偵団』(講談社、1993年)
    24. 24. 『分身』(集英社、1993年)
    25. 25. 『むかし僕が死んだ家』(講談社、1994年)
    26. 26. 『怪しい人びと』(光文社、1994年)
    27. 27. 『天空の蜂』(講談社、1995年)
    28. 28. 『パラレルワールド・ラブストーリー』(講談社、1995年)
    29. 29. 『虹を操る少年』(講談社、1995年)
    30. 30.『天使の耳』(講談社、1995年)
    31. 31.『あの頃ぼくらはアホでした』(集英社、1995年)
    32. 32.『怪笑小説』(集英社、1995年)
    33. 33.『毒笑小説』(集英社、1996年)
    34. 34. 『名探偵の掟』(講談社、1996年)
    35. 35.『名探偵の呪縛』(角川書店、1996年)
    36. 36. 『どちらかが彼女を殺した』(講談社、1996年)
    37. 37. 『悪意』(講談社、1996年)
    38. 38. 『暗闇の誘拐』(光文社、1996年)
    39. 39. 『秘密』(文藝春秋、1998年)
    40. 40. 『探偵ガリレオ』(文藝春秋、1998年)
    41. 41. 『白夜行』(集英社、1999年)
    42. 42. 『私が彼を殺した』(講談社、1999年)
    43. 43.『サンタのおばさん』(講談社、1999年)
    44. 44.『おれは非情勤』(集英社、1999年)
    45. 45. 『嘘をもう一つだけ』(講談社、2000年)
    46. 46. 『殺人の門』(講談社、2000年)
    47. 47. 『予知夢』(文藝春秋、2000年)
    48. 48. 『超・殺人事件 推理作家の苦悩』(光文社、2001年)
    49. 49. 『時生』(講談社、2002年)
    50. 50. 『ゲームの名は誘拐』(光文社、2002年)
    51. 51. 『レイクサイド』(文藝春秋、2002年)
    52. 52. 『幻夜』(集英社、2002年)
    53. 53.『ちゃれんじ』(実業之日本社、2002年)
    54. 54. 『手紙』(文藝春秋、2003年)
    55. 55. 『しのぶちゃん家の大騒動』(講談社、2004年)
    56. 56. 『片想い』(文藝春秋、2004年)
    57. 57. 『レディ・ジョーカー』(光文社、2004年)
    58. 58. 『さまよう刃』(光文社、2004年)
    59. 59.『しのぶセンセにサヨナラ』(講談社、2004年)
    60. 60. 『容疑者Xの献身』(文藝春秋、2005年)
    61. 61.『黒笑小説』(集英社、2005年)
    62. 62.『さいえんす?』(文藝春秋、2005年)
    63. 63.『夢はトリノをかけめぐる』(光文社、2006年)
    64. 64.『たぶん最後の御挨拶』(文藝春秋、2006年)
    65. 65. 『赤い指』(講談社、2006年)
    66. 66. 『使命と魂のリミット』(新潮社、2006年)
    67. 67. 『ダイイング・アイ』(光文社、2007年)
    68. 68. 『黒い花』(角川書店、2007年)
    69. 69. 『夜明けの街で』(角川書店、2007年)
    70. 70. 『さまよえる蝶』(集英社、2008年)
    71. 71. 『流星の絆』(講談社、2008年)
    72. 72. 『聖女の救済』(文藝春秋、2008年)
    73. 73.『ガリレオの苦悩』(文藝春秋、2008年)
    74. 74. 『新参者』(講談社、2009年)
    75. 75. 『パラドックス13』(講談社、2009年)
    76. 76. 『過去を呼ぶ声』(光文社、2010年)
    77. 77. 『白銀ジャック』(実業之日本社、2010年)
    78. 78. 『プラチナデータ』(幻冬舎、2010年)
    79. 79.『カッコウの卵は誰のもの』(光文社、2010年)
    80. 80. 『真夏の方程式』(文藝春秋、2011年)
    81. 81. 『マスカレード・ホテル』(集英社、2011年)
    82. 82.『あの頃の誰か』(光文社、2011年)
    83. 83.『麒麟の翼』(講談社、2011年)
    84. 84. 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(KADOKAWA、2012年)
    85. 85. 『歪笑小説』(講談社、2012年)
    86. 86. 『虚像の道化師』(文藝春秋、2012年)
    87. 87. 『禁断の魔術』(文藝春秋、2012年)
    88. 88. 『夢幻花』(PHP研究所、2013年)
    89. 89. 『祈りの幕が下りる時』(講談社、2013年)
    90. 90. 『疾風ロンド』(実業之日本社、2013年)
    91. 91. 『虚ろな十字架』(光文社、2014年)
    92. 92. 『マスカレード・イブ』(集英社、2014年)
    93. 93. 『人魚の眠る家』(光文社、2015年)
    94. 94. 『ラプラスの魔女』(KADOKAWA、2015年)
    95. 95. 『素敵な日本人』(光文社、2015年)
    96. 96. 『恋のゴンドラ』(実業之日本社、2016年)
    97. 97. 『雪煙チェイス』(実業之日本社、2016年)
    98. 98. 『マスカレード・ナイト』(集英社、2017年)
    99. 99. 『魔力の胎動』(KADOKAWA、2018年)
    100. 100. 『危険なビーナス』(講談社、2019年)
    101. 101. 『希望の糸』(講談社、2019年)
    102. 102. 『クスノキの番人』(実業之日本社、2020年)
    103. 103.『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』(光文社、2020年)
    104. 104. 『白鳥とコウモリ』(幻冬舎、2021年)
    105. 105. 『沈黙のパレード』(文藝春秋、2021年)
    106. 106.『透明な螺旋』(文藝春秋、2021年)
    107. 107.『マスカレードゲーム』(集英社、2022年)
    108. 108. 『あなたが誰かを殺した』(講談社、2023年)
    109. 109. 『魔女と過ごした七日間』(講談社、2023年)
    110. 110.『ブラック・ショーマンと覚醒する女たち』(光文社、2024年)
    111. 111.『クスノキの女神』(実業之日本社、2024年)
    112. 112.『架空犯』(講談社、2024年)
    113. 113.『マスカレード・ライフ』(集英社、2025年)
  2. まとめ(東野圭吾おすすめ作品リスト100選)

東野圭吾 作品リスト(単行本発売順:1985年~2025年7月時点)

1. 『放課後』(講談社、1985年)

  • あらすじ: 女子高で起きた連続殺人事件。卒業を控えた教師と生徒たちの青春ミステリー。
  • 感想: デビュー作とは思えない完成度。学園の人間関係が面白い。青春とミステリーが融合。

2. 『卒業―雪月花殺人ゲーム』(講談社、1986年)

  • 評価:★★★☆☆(3点)
  • あらすじ: 加賀恭一郎シリーズ第1作。大学の卒業を控えた加賀が殺人事件に挑む。
  • 感想: 若き加賀恭一郎の魅力。シリーズの原点。繊細な人間描写が良い。
ワルのり
ワルのり

加賀恭一郎と7人の悪友

3. 『白馬山荘殺人事件』(光文社、1986年)

  • あらすじ: 雪山の山荘で起こる殺人事件。登場人物全員が怪しい本格ミステリー。
  • 感想: 若き日の本格ミステリー。雪の密室トリックが秀逸。

4. 『学生街の殺人』(講談社、1987年)

  • あらすじ: 学生街で起きた殺人事件。友情と裏切りが交錯する青春ミステリー。
  • 感想: 初期作品らしい瑞々しさ。意外な真相に驚いた。

5. 『11文字の殺意』(光文社、1987年)

  • あらすじ: 山奥の別荘で連続殺人。十文字を模した奇妙なメッセージ。
  • 感想: 複雑なトリックに頭を悩ませる。ロジカルな展開が好き。

6.『ウインクで乾杯』(講談社、1988年)

  • あらすじ: 奇妙な殺人事件に巻き込まれたマジシャンの物語。トリックの謎を追う。
  • 感想: マジックの仕掛けが面白い。予想外の展開に最後まで夢中になった。

7. 『魔球』(光文社、1988年)

  • あらすじ: 高校野球を舞台にした殺人事件。魔球の秘密が事件の鍵を握る。
  • 感想: 野球ミステリー。青春と裏切り。スポーツとサスペンスの融合。

8.『殺人現場は雲の上』(講談社、1989年)

  • あらすじ: 飛行機内で起きた密室殺人事件。客室乗務員が事件の真相を探る。
  • 感想: 密室トリックが秀逸。空の上という設定が緊張感を高めている。

9. 『眠りの森』(講談社、1989年)

  • あらすじ: 加賀恭一郎シリーズ。バレエ団で起きた殺人事件。完璧なアリバイを崩す。
  • 感想: 加賀恭一郎の魅力が際立つ。バレエの世界観が美しい。

10. 『ブルータスの心臓』(光文社、1989年)

  • あらすじ: 会社での出世のため、完璧なアリバイ工作で殺人を企てる男たち。
  • 感想: 完全犯罪を企むが…。人間の欲と、思いがけない結末。

11. 『鳥人計画』(講談社、1989年)

  • 評価:★★★☆☆(3点)
  • あらすじ: 鳥のように空を飛ぶことを夢見る男たちの実験と、それに伴う事件。
  • 感想: 初期作品。科学への情熱と人間の欲望。独特の世界観。
ワルのり
ワルのり

誰なんだ、密告者は

12. 『同級生』(講談社、1989年)

  • 評価:★★★☆☆(3点)
  • あらすじ: 大学の講義棟で殺人事件が発生。学園祭が迫る中、犯人を探す。
  • 感想: 若き日の東野圭吾作品。青春ミステリー。意外な展開に引き込まれた。
ワルのり
ワルのり

高校生でこの葛藤は普通体験できない

13. 『十字屋敷のピエロ』(講談社、1989年)

  • あらすじ: 奇妙な十字型の屋敷で起こる連続殺人。奇術師の謎が事件を呼ぶ。
  • 感想: 独特の世界観。不気味な雰囲気。意外な結末に驚いた。

14. 『犯人のいない殺人の夜』(光文社、1990年)

  • あらすじ: 巧妙なトリックや人間心理を描いた短編集。意表を突かれる結末が多い。
  • 感想: 東野圭吾の魅力が詰まった短編集。傑作ぞろい。

15. 『仮面山荘殺人事件』(講談社、1990年)

  • 評価:★★★★★(5点満点)
  • あらすじ: 閉鎖された山荘で起こる連続殺人事件。招待された人々が恐怖に陥る。
  • 感想: クローズドサークル本格ミステリー。どんでん返しに驚愕。
ワルのり
ワルのり

2転3転の大どんでん返し、大どんでん返し好きは必見!私はこの作品で東野さんのファンになりました!面白すぎ!

16. 『宿命』(講談社、1990年)

  • 評価:★★★★☆
  • あらすじ: 幼い頃からの因縁に縛られた二人の男が、複雑な事件の真相に迫る。
  • 感想: 過去の因縁が絡み合う。深い人間ドラマ。東野圭吾らしさ満載。
ワルのり
ワルのり

運命のいたずらにどう向き合うか

17.『探偵倶楽部』(角川書店、1990年12月)

  • あらすじ: 企業の秘密を専門に扱う探偵倶楽部が、依頼人の難問を解決していく短編集。
  • 感想: 企業犯罪の闇が深い。連作短編で読みやすく、テンポが良い。

18. 『変身』(講談社、1991年)

  • 評価:★★★☆☆(3点)
  • あらすじ: 脳移植手術を受けた男が、次第に人格が変化していく恐怖を描く。
  • 感想: 科学と倫理の境界線。人間のアイデンティティを問う。切ない。
ワルのり
ワルのり

「変身」このネーミングセンスも好き

19. 『回廊亭殺人事件』(光文社、1991年)

  • あらすじ: 資産家の屋敷で起こった火災と殺人。復讐を誓う女性の行動を描く。
  • 感想: 閉鎖空間での心理戦。復讐の執念が怖い。切ない結末。

20. 『死を呼ぶ森』(講談社、1991年)

  • あらすじ: スキー旅行中に遭難した人々が山荘に辿り着くが、そこでは連続殺人が。
  • 感想: 雪山でのサスペンス。閉鎖空間での疑心暗鬼。緊迫感がすごい。

21. 『ある閉ざされた雪の山荘で』(講談社、1992年)

  • あらすじ: 役者志望の男女7人が閉鎖空間での稽古。それは本物の殺人の舞台だった。
  • 感想: 巧妙な仕掛けに驚愕。読者を欺く構成が見事。ミステリー好きにおすすめ。

22. 『美しき凶器』(光文社、1992年)

  • あらすじ: 特殊な能力を持つ女性が、自分の過去と事件の真相を探る。
  • 感想: スピード感がある。追う者と追われる者の攻防。SF的な要素も。

23. 『浪花少年探偵団』(講談社、1993年)

  • 評価:★★★☆☆(3点)
  • あらすじ: 大阪の小学校教師が、教え子たちと事件を解決していく連作短編集。
  • 感想: コミカルで温かい。大阪弁が心地良い。子供たちの活躍が微笑ましい。
ポジのり
ポジのり

しのぶ先生系!

24. 『分身』(集英社、1993年)

  • 評価:★★★☆☆(3点)
  • あらすじ: 同じ顔を持つ二人の女性。遺伝子操作の謎と、数奇な運命。
  • 感想: クローン技術を扱ったSFミステリー。生命倫理を考えさせられる。
ワルのり
ワルのり

本当の分身です

25. 『むかし僕が死んだ家』(講談社、1994年)

  • 評価:★★★☆☆(3点)
  • あらすじ: 記憶喪失の恋人と訪れた古い家で、封印された過去の記憶が蘇る。
  • 感想: 静かな雰囲気で進む。ノスタルジーを感じる。心理描写が巧み。
ワルのり
ワルのり

虐待はよくないです

26. 『怪しい人びと』(光文社、1994年)

  • あらすじ: 日常の裏に潜む人間の心の闇や不可解な出来事を描いた短編集。
  • 感想: 短編ながらゾクゾクする。人間の表と裏を描く。読みやすい。

27. 『天空の蜂』(講談社、1995年)

  • あらすじ: 原子力発電所の上空で乗っ取られたヘリがホバリング。日本全体が人質に。
  • 感想: 社会派サスペンス。手に汗握る展開。現代社会への警鐘。

28. 『パラレルワールド・ラブストーリー』(講談社、1995年)

  • 評価:★★★★☆(4点)
  • あらすじ: 二つの異なる世界が交互に現れ、記憶と現実が揺らぐ中で真実を探る。
  • 感想: 複雑な構成に混乱しつつも引き込まれる。愛と記憶のミステリー。
ワルのり
ワルのり

男の嫉妬

29. 『虹を操る少年』(講談社、1995年)

  • あらすじ: 不思議な力を持つ少年と、彼を取り巻く人々のドラマ。
  • 感想: ファンタジー要素が強い。心温まる。純粋な少年の物語。

30.『天使の耳』(講談社、1995年)

  • あらすじ: 交通事故の謎を解く連作短編集。それぞれの事件に隠された真実とは。
  • 感想: 交通事故という身近なテーマ。登場人物の葛藤に胸を打たれた。

31.『あの頃ぼくらはアホでした』(集英社、1995年)

  • 評価:★☆☆☆☆(1点)
  • あらすじ: 作家自身の学生時代を描いた自伝的エッセイ。当時の出来事をユーモラスに綴る。
  • 感想: 意外な一面を知れた。東野圭吾さんのファンなら必読の一冊。
ワルのり
ワルのり

東野さんの本で一番面白くない

32.『怪笑小説』(集英社、1995年)

  • あらすじ: 奇妙でユーモラスな短編集。日常に潜む非日常を描く。
  • 感想: 思わず吹き出してしまう。ブラックユーモアのセンスが光る。

33.『毒笑小説』(集英社、1996年)

  • あらすじ: 人間の本質を風刺した短編集。笑いの中に毒がある。
  • 感想: 社会の闇を笑い飛ばす。読み進めるほどにゾッとする。

34. 『名探偵の掟』(講談社、1996年)

  • あらすじ: ミステリー小説のパターンを逆手に取り、名探偵が事件を解決していく。
  • 感想: メタミステリー。ミステリーの常識を覆す。笑える部分も多い。

35.『名探偵の呪縛』(角川書店、1996年)

  • あらすじ: 探偵のあり方を問うミステリー。掟破りの展開が待ち受ける。
  • 感想: ミステリーのタブーに挑んでいる。東野圭吾の遊び心を感じる。

36. 『どちらかが彼女を殺した』(講談社、1996年)

  • 評価:★★★★★(5点満点)
  • あらすじ: 殺人事件の容疑者が二人。読者が推理する形式のミステリー。
  • 感想: 読者への挑戦状。真相にたどり着くのが難しい。何度も読み返したくなる。
ワルのり
ワルのり

明確な答えが存在しない斬新すぎる作品

37. 『悪意』(講談社、1996年)

  • 評価:★★★☆☆(3点)
  • あらすじ: 人気作家が殺され、逮捕された犯人が供述を始めるが、事件の根源には深い悪意が。
  • 感想: 犯人は最初から分かっているのに面白い。人間の「悪意」が怖い。加賀恭一郎も登場。
ワルのり
ワルのり

悪意(ネーミングセンス抜群!)

38. 『暗闇の誘拐』(光文社、1996年)

  • あらすじ: 盲目の少女が遭遇した誘拐事件。五感を研ぎ澄まし事件の真相に迫る。
  • 感想: 緊迫感あふれる。視覚以外の描写が新鮮。スリリングな展開。

39. 『秘密』(文藝春秋、1998年)

  • 評価:★★★★☆(4点)
  • あらすじ: 妻と娘を事故で失い、残された娘の体に妻の魂が宿るという奇妙な状況。
  • 感想: 究極の愛の形を問う。感動と切なさで胸が締め付けられる。映画も素晴らしい。
ワルのり
ワルのり

ファンタジー要素系

40. 『探偵ガリレオ』(文藝春秋、1998年)

  • 評価:★★★☆☆(3点)
  • あらすじ: ガリレオシリーズ第1作短編集。物理学者が超常現象のような事件を解決する。
  • 感想: ガリレオシリーズの原点。短編で読みやすい。理系ミステリーの面白さ。
ポジのり
ポジのり

ガリレオの初級編

41. 『白夜行』(集英社、1999年)

  • 評価:★★★★★(5点満点)
  • あらすじ: 殺人事件をきっかけに、男女の19年にわたる数奇な運命を描く長編。
  • 感想: 重く深く、忘れられない物語。人間の闇と業が描かれる。読み応え抜群。
ワルのり
ワルのり

本もドラマも最上級

42. 『私が彼を殺した』(講談社、1999年)

  • 評価:★★★★☆(4点)
  • あらすじ: 人気小説家が殺害され、容疑者は複数。果たして真犯人は誰なのか。
  • 感想: 読者に挑戦状を叩きつける形式。推理好きにはたまらない。何度も読み返せる。
ワルのり
ワルのり

「どちらかが彼女を殺した」の続編。また自分で推理するんかーい!

43.『サンタのおばさん』(講談社、1999年)

  • あらすじ: クリスマスの不思議な出来事を描いた短編集。心温まる物語。
  • 感想: 優しさに満ちている。クリスマスの夜に読みたい一冊。

44.『おれは非情勤』(集英社、1999年)

  • あらすじ: 作家生活の苦悩を綴ったエッセイ。ユニークな視点が面白い。
  • 感想: 作家のリアルな日常。共感できる部分も多く、親近感がわく。

45. 『嘘をもう一つだけ』(講談社、2000年)

  • あらすじ: 加賀恭一郎シリーズ短編集。嘘の裏にある真実を見抜く加賀の洞察力。
  • 感想: 短編でも加賀恭一郎の魅力が光る。人間心理の奥深さを感じる。

46. 『殺人の門』(講談社、2000年)

  • あらすじ: 悪友に利用され続けた男が、ついに殺意を抱く。長い歳月をかけた復讐。
  • 感想: 人間の執念と憎悪。重苦しい雰囲気だが、引き込まれる。後味は重い。

47. 『予知夢』(文藝春秋、2000年)

  • あらすじ: ガリレオシリーズ短編集。奇妙な現象を伴う事件に湯川学が挑む。
  • 感想: 短編で読みやすい。ガリレオシリーズらしい科学ミステリー。

48. 『超・殺人事件 推理作家の苦悩』(光文社、2001年)

  • あらすじ: 推理作家の日常や裏側をユーモラスに描いた短編集。自虐ネタも。
  • 感想: 作家の苦労が垣間見える。笑える部分も多い。東野圭吾の新たな一面。

49. 『時生』(講談社、2002年)

  • 評価:★★★★☆(4点)
  • あらすじ: 記憶喪失の青年と出会った主人公。時空を超えた親子愛を描く。
  • 感想: 心温まる感動小説。東野作品の中でも異色。切なくも優しい物語。
ワルのり
ワルのり

心温まるファンタジー系

50. 『ゲームの名は誘拐』(光文社、2002年)

  • 評価:★★★★★(5点満点)
  • あらすじ: 敏腕広告クリエイターが、大手企業の娘と共謀し偽装誘拐事件を仕掛ける。
  • 感想: 大胆なプロットが面白い。予測不能な展開にハラハラ。爽快感がある。
ワルのり
ワルのり

大どんでん返し好きの大好物作品!最高!

51. 『レイクサイド』(文藝春秋、2002年)

  • あらすじ: 妻殺しの秘密を共有する男女が、湖畔の別荘で連続殺人に巻き込まれる。
  • 感想: 閉鎖空間での心理戦がすごい。人間の脆さと闇が描かれている。

52. 『幻夜』(集英社、2002年)

  • 評価:★★★★☆(4点)
  • あらすじ: 震災後の混乱に乗じて、美しく冷徹な女が裏社会をのし上がっていく。
  • 感想: 『白夜行』に連なる悪女もの。底なしの悪意に震える。圧倒的な読後感。
ワルのり
ワルのり

女性の欲望は底知れない、そして本が分厚くて読み応え抜群

53.『ちゃれんじ』(実業之日本社、2002年)

  • あらすじ: スポーツとサスペンスの短編集。挑戦する人々のドラマを描く。
  • 感想: スポーツへの熱意が伝わる。爽快感と緊張感のバランスが良い。

54. 『手紙』(文藝春秋、2003年)

  • 評価:★★★☆☆
  • あらすじ: 強盗殺人犯の弟を持つ男の苦悩と、差別される現実を描く。
  • 感想: 社会派ミステリー。深いテーマに胸が締め付けられる。涙が止まらない。
ワルのり
ワルのり

犯罪者の親族の苦しみ

55. 『しのぶちゃん家の大騒動』(講談社、2004年)

  • あらすじ: 『浪花少年探偵団』の続編。教師と少年少女たちが再び事件に挑む。
  • 感想: 続編も安定の面白さ。大阪の雰囲気が良い。シリーズファンにおすすめ。

56. 『片想い』(文藝春秋、2004年)

  • あらすじ: 女子アメフト部OBたちが再会。性同一性障害を抱える友人を巡る物語。
  • 感想: 現代社会のテーマを扱っている。深く考えさせられる。感動的な人間ドラマ。

57. 『レディ・ジョーカー』(光文社、2004年)

  • あらすじ: 大手ビール会社社長誘拐事件。犯人グループの動機と目的が複雑に絡み合う。
  • 感想: 社会派群像劇。社会の闇が深い。読み応え抜群の長編。

58. 『さまよう刃』(光文社、2004年)

  • 評価:★★★☆☆(3点)
  • あらすじ: 娘を殺された父親が復讐のため犯人を追う。法と倫理が問われる。
  • 感想: 賛否両論を呼ぶ問題作。社会に一石を投じる。重いテーマだが必読。
ポジのり
ポジのり

とにかくお父さんは娘が大切なんだ!

59.『しのぶセンセにサヨナラ』(講談社、2004年)

  • 評価:★★★☆☆(3点)
  • あらすじ: 浪花少年探偵団シリーズ最終章。しのぶ先生と子供たちの最後の事件。
  • 感想: 子供たちの成長に感動。大阪の温かい雰囲気が心地よい。
ポジのり
ポジのり

しのぶセンセは事件に巻き込まれます~

60. 『容疑者Xの献身』(文藝春秋、2005年)

  • 評価:★★★★☆(4点)
  • あらすじ: ガリレオシリーズ。天才数学者が仕組んだ完璧なトリックに湯川学が挑む。
  • 感想: 衝撃の結末に言葉を失う。純粋な愛の物語。ミステリーの金字塔。
ワルのり
ワルのり

名作中の名作です、ドラマ見てても本も楽しい

61.『黒笑小説』(集英社、2005年)

  • あらすじ: 人間の心に潜む悪意を描いた短編集。皮肉の効いた物語。
  • 感想: 読むと心がざわつく。人間の嫌な部分をえぐり出している。

62.『さいえんす?』(文藝春秋、2005年)

  • あらすじ: 科学をテーマにした短編集。日常の不思議な現象を解き明かす。
  • 感想: 科学知識がなくても楽しめる。知的好奇心をくすぐられた。

63.『夢はトリノをかけめぐる』(光文社、2006年)

  • あらすじ: トリノオリンピックを巡るエッセイ。感動と興奮を綴る。
  • 感想: スポーツの熱狂が伝わる。選手の想いに心打たれた。

64.『たぶん最後の御挨拶』(文藝春秋、2006年)

  • あらすじ: 作家生活の集大成ともいえるエッセイ。創作の裏側を語る。
  • 感想: 長年のファンにはたまらない。作家の苦悩と喜びが詰まっている。

65. 『赤い指』(講談社、2006年)

  • 評価:★★★☆☆
  • あらすじ: 加賀恭一郎シリーズ。模範的な家庭に起きた殺人事件と隠蔽工作。
  • 感想: 家庭の闇が深い。親子の関係に心が痛む。加賀恭一郎の人間性が光る。
ワルのり
ワルのり

加賀さんの鋭い観察眼

66. 『使命と魂のリミット』(新潮社、2006年)

  • あらすじ: 若き女性外科医が、医療ミスと父親の死の真相に迫る。
  • 感想: 医療ミステリー。医療現場の厳しさと、人の命の尊さを描く。

67. 『ダイイング・アイ』(光文社、2007年)

  • 評価:★★★☆☆(3点)
  • あらすじ: 交通事故で記憶を失った男。死んだはずの女が現れ、過去の秘密を探る。
  • 感想: 幻想的な雰囲気とサスペンス。記憶を巡る謎に引き込まれる。切ない結末。
ワルのり
ワルのり

悲しき話・・・

68. 『黒い花』(角川書店、2007年)

  • あらすじ: 「容疑者Xの献身」のスピンオフ作品。石神の過去にまつわる短編集。
  • 感想: 石神の人間性がより深くわかる。切なく、心を揺さぶられる。

69. 『夜明けの街で』(角川書店、2007年)

  • 評価:★★★★★+(5点満点スーパー!)
  • あらすじ: 既婚男性が魅惑的な女性と出会い、禁断の恋に落ちる。過去の殺人事件も絡む。
  • 感想: 大人の恋愛とミステリー。結末の意外性に驚く。心理描写が巧み。
ワルのり
ワルのり

浮気のお話、結局一番面白いかも・・・

70. 『さまよえる蝶』(集英社、2008年)

  • あらすじ: 記憶を失った女性。過去の事件と、彼女を取り巻く人々との関係。
  • 感想: 心理サスペンス。記憶の曖昧さが怖い。結末が意外。

71. 『流星の絆』(講談社、2008年)

  • 評価:★★★★☆(4点)
  • あらすじ: 両親を殺された3兄妹が、復讐を誓いながら成長する姿を描く。
  • 感想: 兄妹の絆に泣ける。ユーモアとシリアスのバランスが良い。ドラマも人気に。
ポジのり
ポジのり

「流星の絆」はドラマも良かったね~

72. 『聖女の救済』(文藝春秋、2008年)

  • 評価:★★★★☆(4点)
  • あらすじ: ガリレオシリーズ。妻が夫を殺害した事件。完璧なアリバイに湯川学が挑む。
  • 感想: 完璧なトリックに脱帽。人間の感情が複雑に絡み合う。湯川の推理が見事。
ワルのり
ワルのり

完璧に見える結婚生活ほどそうではない・・・

73.『ガリレオの苦悩』(文藝春秋、2008年)

  • 評価:★★★☆☆
  • あらすじ: ガリレオシリーズ短編集。湯川学の人間的な葛藤が描かれる。
  • 感想: 湯川の苦悩が新鮮。シリーズの深みが増している。
ワルのり
ワルのり

ガリレオ短編集ですな

74. 『新参者』(講談社、2009年)

  • 評価:★★★★☆(4点)
  • あらすじ: 加賀恭一郎シリーズ。日本橋の人情と謎が交錯する殺人事件を描く。
  • 感想: 登場人物が皆魅力的。事件の裏にある人間模様が泣ける。ドラマも名作。
ポジのり
ポジのり

関係なさそうな所が繋がってるんだよね~

75. 『パラドックス13』(講談社、2009年)

  • あらすじ: 突如、世界が別の時間軸に移行。絶体絶命の状況で人間ドラマが描かれる。
  • 感想: SFサスペンス。極限状態での人間の本性。考えさせられる。

76. 『過去を呼ぶ声』(光文社、2010年)

  • あらすじ: ある写真から過去の事件の真相が明らかになる連作短編集。
  • 感想: ノスタルジックな雰囲気。じんわりと心に染みる。温かい結末。

77. 『白銀ジャック』(実業之日本社、2010年)

  • 評価:★★★☆☆(3点)
  • あらすじ: スキー場での人質事件。テロリストの要求と、スキー場の裏側。
  • 感想: 雪山の緊迫感がすごい。スピード感あふれる展開。映画も面白い。
ワルのり
ワルのり

東野さん、スキー物が好きですね

78. 『プラチナデータ』(幻冬舎、2010年)

  • 評価:★★★★☆(4点)
  • あらすじ: DNA捜査システム開発者が、自身のDNAが容疑者と一致し逃亡する。
  • 感想: 近未来の科学捜査がテーマ。スリリングな展開に引き込まれる。映画も話題に。
ポジのり
ポジのり

2重人格の話は面白い

79.『カッコウの卵は誰のもの』(光文社、2010年)

  • 評価:★★★★☆
  • あらすじ: 遺伝子とスポーツ界の闇を描く。親子の絆と科学の倫理が問われる。
  • 感想: 遺伝子というテーマが興味深い。サスペンス要素も強い。
ワルのり
ワルのり

カッコウの習性を指してますね

80. 『真夏の方程式』(文藝春秋、2011年)

  • 評価:★★★☆☆(3点)
  • あらすじ: ガリレオシリーズ。海底資源開発説明会で起きた事件に湯川学が挑む。
  • 感想: 環境問題とミステリーの融合。ガリレオと少年との交流が心に残る。映画も必見。
ポジのり
ポジのり

真夏に読みな~

81. 『マスカレード・ホテル』(集英社、2011年)

  • 評価:★★★★☆(4点)
  • あらすじ: 連続殺人事件の捜査で、ホテルに潜入した刑事と女性ホテルマンが協力する。
  • 感想: 華やかなホテルが舞台。プロフェッショナルな仕事ぶりがかっこいい。映画もヒット。
ワルのり
ワルのり

マスカレード系といったらまずこの話

82.『あの頃の誰か』(光文社、2011年)

  • あらすじ: 加賀恭一郎シリーズの短編集。過去の事件を振り返る物語。
  • 感想: 加賀の過去が明らかに。シリーズのファンなら必読。

83.『麒麟の翼』(講談社、2011年)

  • 評価:★★★★☆(4点)
  • あらすじ: 加賀恭一郎シリーズ。日本橋で起きた殺人事件の真相を追う。
  • 感想: 人情と悲しみが交錯する。涙なしには読めない名作。
ワルのり
ワルのり

驚きの真相とタイトルの意味

84. 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(KADOKAWA、2012年)

  • 評価:★★★★☆(4点)
  • あらすじ: 廃業した雑貨店に届く過去からの手紙。相談に乗るうちに奇蹟が起きる。
  • 感想: 温かい気持ちになる感動作。じんわりと心に染みる。東野作品の中でも異色。
ポジのり
ポジのり

心温まるファンタジーミステリー

85. 『歪笑小説』(講談社、2012年)

  • あらすじ: 作家生活25周年記念の短編集。作家の日常をユーモラスに描く。
  • 感想: 『超・殺人事件』同様、作家の裏側が面白い。笑いながら読める。

86. 『虚像の道化師』(文藝春秋、2012年)

  • あらすじ: ガリレオシリーズ短編集。湯川学が不可解な事件の謎を解き明かす。
  • 感想: 巧妙なトリックが満載。ガリレオの切れ味が良い。

87. 『禁断の魔術』(文藝春秋、2012年)

  • あらすじ: ガリレオシリーズ。湯川学の過去と、彼の「禁断の魔術」が描かれる。
  • 感想: ガリレオの新たな一面。彼の研究への情熱を感じる。

88. 『夢幻花』(PHP研究所、2013年)

  • 評価:★★★★☆(4点)
  • あらすじ: 祖父の死と、謎の黄色い花を巡る事件。二つの異なる時間軸が交錯する。
  • 感想: 植物と科学と歴史が絡む。ミステリーでありながら、人間の業も描かれている。
ワルのり
ワルのり

3代続く宿命の話

89. 『祈りの幕が下りる時』(講談社、2013年)

  • 評価:★★★★☆(4点)
  • あらすじ: 加賀恭一郎シリーズ完結編。母の死の謎と複雑に絡み合う過去の事件。
  • 感想: 加賀恭一郎の人間性に泣ける。壮大な伏線回収に鳥肌。シリーズ最高傑作。
ポジのり
ポジのり

やっぱおもろい、加賀さんの最終話

90. 『疾風ロンド』(実業之日本社、2013年)

  • あらすじ: 広大なスキー場を舞台に、研究所から盗まれた危険な生物兵器を追う人々。
  • 感想: 雪山の臨場感がすごい!スピード感あふれる展開に手に汗握る。映画も良かった。

91. 『虚ろな十字架』(光文社、2014年)

  • あらすじ: 娘を殺された夫婦。死刑囚の改心とは何か、司法と被害者の感情が交錯する。
  • 感想: 死刑制度を問う重いテーマ。深く考えさせられる。苦しいが必読。

92. 『マスカレード・イブ』(集英社、2014年)

  • 評価:★★★☆☆(3点)
  • あらすじ: 『マスカレード・ホテル』の前日譚。刑事とホテルマンの出会いを描く短編集。
  • 感想: 登場人物の過去がわかる。シリーズファンには嬉しい。ホテルでのエピソード。
ワルのり
ワルのり

最後の落ちがね~

93. 『人魚の眠る家』(光文社、2015年)

  • あらすじ: 脳死状態の娘を巡り、夫婦の苦悩と決断が描かれる。究極の愛の形を問う。
  • 感想: 親としての倫理観を突き付けられた。涙なしには読めない。重厚なテーマ。

94. 『ラプラスの魔女』(KADOKAWA、2015年)

  • 評価:★★★★☆
  • あらすじ: 自然現象を予知する謎の女性と、連続硫化水素中毒死事件の謎を追う。
  • 感想: 科学とミステリーの融合。予測不能な展開に興奮。スケールが大きい。
ポジのり
ポジのり

映画版見てみたいな~(すずちゃん)

95. 『素敵な日本人』(光文社、2015年)

  • あらすじ: 日常の中に潜むユーモラスな出来事を描いた短編集。
  • 感想: くすっと笑える。人間観察の鋭さ。温かい気持ちになる。

96. 『恋のゴンドラ』(実業之日本社、2016年)

  • 評価:★★★★★(5点満点)
  • あらすじ: スキー場のゴンドラで繰り広げられる男女の恋愛模様と、過去の出来事。
  • 感想: 恋愛小説要素が強い。キュンとする場面も。冬の情景が美しい。
ワルのり
ワルのり

浮気性の人必見!ゴンドラの中の地獄図は声を出して笑えます

97. 『雪煙チェイス』(実業之日本社、2016年)

  • あらすじ: スキー場の従業員が、容疑者として追われることに。雪山での逃亡劇。
  • 感想: 『疾風ロンド』に連なる雪山シリーズ。疾走感があり面白い。

98. 『マスカレード・ナイト』(集英社、2017年)

  • あらすじ: ホテルを舞台に、仮装パーティーで起きた殺人事件に刑事たちが挑む。
  • 感想: 華やかな舞台で繰り広げられる。テンポが良い。シリーズファン必読の続編。

99. 『魔力の胎動』(KADOKAWA、2018年)

  • あらすじ: 『ラプラスの魔女』に繋がる短編集。不思議な力を持つ人々の物語。
  • 感想: 『ラプラスの魔女』ファン必読。科学と超常現象の融合。

100. 『危険なビーナス』(講談社、2019年)

  • あらすじ: 失踪した弟の妻と名乗る美女が現れ、莫大な遺産を巡る陰謀に巻き込まれる。
  • 感想: 複雑な人間関係と遺産争い。登場人物全員が怪しく、騙される快感。

101. 『希望の糸』(講談社、2019年)

  • あらすじ: 独身女性変死体から始まる事件。家族の絆と隠された真実を探る。
  • 感想: 家族の繋がりを考えさせられた。加賀恭一郎シリーズに連なる。人間ドラマが深い。

102. 『クスノキの番人』(実業之日本社、2020年)

  • 評価:★★★☆☆(3点)
  • あらすじ: 不思議な力を持つクスノキがある神社。過去の秘密を抱えた人々が訪れる。
  • 感想: 心温まるファンタジー。希望を与えてくれる物語。じんわり感動が広がる。
ワルのり
ワルのり

木が想いを伝える

103.『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』(光文社、2020年)

  • 評価:★★★★☆(4点)
  • あらすじ: マジシャンと娘のコンビが、地方の町で起きた事件に挑む。
  • 感想: 地方の閉鎖的な雰囲気が良い。ユニークな登場人物が魅力的。
ワルのり
ワルのり

叔父さんクセ強すぎ

104. 『白鳥とコウモリ』(幻冬舎、2021年)

  • 評価:★★★★★(5点満点)
  • あらすじ: 殺人事件の容疑者と、その息子を巡る複雑な人間ドラマ。加賀恭一郎も関わる。
  • 感想: 過去と現在が交錯する重厚な物語。親子の関係に深く感動。予想を裏切られた。
ポジのり
ポジのり

殺人者と被害者家族の話、やはり東野さんんは面白い!

105. 『沈黙のパレード』(文藝春秋、2021年)

  • あらすじ: ガリレオシリーズ。少女殺害事件の容疑者が無罪となり、夏祭りで再び事件が。
  • 感想: ガリレオシリーズ最新刊。事件の裏にある人間模様が深く、切ない。

106.『透明な螺旋』(文藝春秋、2021年)

  • 評価:★★★★★(5点満点)
  • あらすじ: ガリレオシリーズ最新長編。そして最大の秘密が明らかになる。
  • 感想: 湯川学の過去が明らかに。壮大なスケールに圧倒された。
ポジのり
ポジのり

違うんかーい!大どんでん返し!

107.『マスカレードゲーム』(集英社、2022年)

  • 評価:★★★★☆(4点)
  • あらすじ: マスカレードシリーズ。ホテルで起きる謎の事件。新たな難題に刑事たちが挑む。
  • 感想: 華やかな舞台で繰り広げられる。シリーズの集大成。
ワルのり
ワルのり

ホテル・コルテシア東京は事件が多いですね

108. 『あなたが誰かを殺した』(講談社、2023年)

  • あらすじ: 嵐で孤立した別荘で殺人事件発生。犯人は参加者の中にいると告げられる。
  • 感想: クローズドサークル本格ミステリー。二転三転する展開に騙された。読み始めたら止まらない。

109. 『魔女と過ごした七日間』(講談社、2023年)

  • 評価:★★★☆☆(3点)
  • あらすじ: 奇妙な共同生活を送る男女。予知能力を持つ魔女と、彼女を監視する男の奇妙な日々。
  • 感想: 不思議な設定に引き込まれる。東野圭吾の新たな挑戦を感じた。結末に驚き!
ワルのり
ワルのり

頼るのはAIなんかじゃない、自分の頭だ!

110.『ブラック・ショーマンと覚醒する女たち』(光文社、2024年)

  • 評価:★★★★☆(4点)
  • あらすじ: 父親の死の真相を探る娘と、元マジシャンの叔父の物語。
  • 感想: 奇妙なコンビが面白い。マジックの仕掛けが秀逸。
ワルのり
ワルのり

短編風だが全部繋がっている

111.『クスノキの女神』(実業之日本社、2024年)

  • あらすじ: 『クスノキの番人』の続編。クスノキが持つ不思議な力に迫る。
  • 感想: 心温まる物語。家族の絆と、人と人との繋がりが感動的。

112.『架空犯』(講談社、2024年)

  • あらすじ: 架空の犯人像を追う刑事たち。巧妙な罠が張り巡らされている。
  • 感想: 予測不能な展開に驚愕。読者を最後まで騙し続ける。

113.『マスカレード・ライフ』(集英社、2025年)

  • あらすじ: マスカレードシリーズの短編集。ホテルの舞台裏で起きる事件。
  • 感想: 華やかな世界の裏側。刑事とホテルマンのやりとりが面白い。

※このリストは、2025年7月時点における東野圭吾さんの主な単行本を発売順にまとめたものです。短編集やシリーズ作品のスピンオフ、エッセイ、電子書籍限定作品など、すべての刊行物を網羅しているわけではありません。あらかじめご了承ください。


まとめ(東野圭吾おすすめ作品リスト100選)

いかがでしたでしょうか?東野圭吾さんの作品は、本当にどれも読み応えがありますね。

今回ご紹介したリストが、あなたの「次の東野圭吾作品」を見つける一助となれば幸いです。もし「この作品もリストに加えてほしい!」というものがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね!

東野圭吾さんの奥深いミステリーワールドを、これからも存分にお楽しみください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました