10年間に及ぶ中小企業診断士試験の7年目体験談(合格体験記)。
今回のテーマは「中小企業診断士の試験勉強」と「仕事」の両立はできるのか!
です。
こんにちは、中小企業診断士取得までに10年を捧げたマイペースな男「ぶろのり」です。
私の失敗体験談を参考にして、皆さんには多年度受験生ではなくストレート又は数年で中小企業診断士試験を突破してください。
すぐサボる人の話です。
7年目のぶろのりは、7科目中1科目だけ科目合格の状態だぁ!
(合格していたもう1科目は期限切れだぁ。)
職場での激務到来
部長の退職
忘れもしない4年前。
職場の部長が定年退職し業務を全て引き継ぐことになりました。
決して部長になった訳ではありません。
辛かったですね。
「慣れない業務」「所属長としての責任」「他部署とのパワーバランス」。
残業、休日出勤
慣れない業務は時間がかかります。
私はITリテラシーが低いため、データ精査の業務なんかは特に頭が痛くなりましたね。
残業代がつかないのに残業し、毎週休日出勤してたのを思い出します。
意外と真面目なとこあるな(社畜)。
「プレイヤー」から「マネジメント」によるストレス
ストレス、寝不足で気持ちも病んでましたね。
マネジメント業務に集中したいのに、仲の良いお客様は以前と変わらず指名してくれます。
プレイヤー冥利に尽きますが、その時の私は一杯一杯でしたね。
これまでお客様のお役に立つことを最優先し、一度受けたお客様は次も必ず指名してもらえる接客を心掛けてきました。それが間違いだったのかと悩んでしまったくらいです。
誰か代わりに私のお客様を引き受けてくれーって感じでした。
余裕のない男はダサい
逆境を楽しむ男
ピンチピンチ♪チャンスチャンス♪ランランラン♪
疲れていると笑顔がなくなります。運も逃げていきます。
だからもうその状況を「楽しむ」ことにしました。どうせやるしかないんだから。
私はピンチの時、頭の中に流れる音楽があります。
昔、路上詩人の「てんつくマン」さんの講演を聞いて流れるようになりました。
動揺「あめふり」の替え歌。(ピチピチ♪チャプチャプ♪ランランラン♪)
ピンチピンチ♪チャンスチャンス♪ランランラン♪
なんかこの音楽が頭の中で流れると、ピンチなのにチャンスみたいで楽しくないですか。
「ピンチの時こそチャンス」と良く言いますが、難しい顔で言ってもチャンスはきません。
なぜなら本当にピンチの時はピンチですから。
だから私はピンチピンチ♪チャンスチャンス♪ランランラン♪です。
変な人の話です。
ECRSの原則
精神面の次は業務効率化で逆境を楽しむしかありません。
中小企業診断士試験の「運営管理」の分野で「ECRSの原則」というものがあります。
「ECRSの原則」とは、Eliminate(排除)、Combine(結合)、Rearrange(交換)、Simplify(簡素化)の頭文字を取ったもので、生産の改善を行う上での考え方を示したものです。
E・C・R・Sの順で、まずは無駄な作業を「なくせないか」と考え、次に複数の作業を「一緒にできないか」と考えていきます。
以下、「順番を変えることで効率化できないか」、最後に「簡単にできないか」と考えるやり方です。
ECRSの原則に基づき、まずは引き継いだ業務で「なくせないか」を最大限意識して業務改善に取り組みました。
1年間で何も使わなかった資料は全部捨てやがったな。
中小企業診断士試験と仕事の両立はできたのか
中小企業診断士1次試験の結果は
はたして、7科目中1科目免除の中、7年目の中小企業診断士1次試験の結果はどうだったのか。
結果は、「試験さえ受けなかったサボり野郎!」です。
1科目免除だったのにもかかわらず、試験さえ受けることをしませんでした。
夜遅くまで残業、プラス休日出勤までしたら勉強する時間なんてありません。
1日中働いて、くったくたの状態で睡眠時間を削ってまで試験勉強する実力は私にはありませんでした。
典型的社畜発言。
中小企業診断士試験と仕事の両立はできたのか(まとめ)
両立は無理ですね。
私はこの年、焦点を仕事に合わせました。
なぜならこの年を乗り越えて、仕事を一定の軌道に乗せれば、チャンスがくると思ったからです。
単純に余裕がなかっただけだろ。
実際、年度が変わるころには精神面でも落ち着きを取り戻し始めました。頼りになる仲間のお陰で、マネジメントに充てる時間も増えてきたからです。
業務面でも、先ほどのECRSの原則で、まず「なくせないか」を意識し業務もスリムになっていきました。
ECRSの原則のように、試験に合格しなくても日々の仕事で役立つのが「中小企業診断士試験」の良い所ですよね。
とにかく、職場で激務な時、私は中小企業診断士試験と仕事の両立はできませんでした。
人によって忙しさの基準は違うと思います。
「時間がない」はただの言い訳にすぎないかもしれません。
しかし心や体を壊してまで試験の勉強をする必要はないと私は考えています。
次年度、チャンス到来なるか、8年目の体験談記事を期待しておいてください。
言い方工夫するな!ただのサボり野郎だろ。
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