今回は中小企業診断士2次試験対策に重要な「おすすめ文具」と「マーキングの仕方」をご紹介します。
こんにちは、中小企業診断士1次試験は10年一度もあがれず、中小企業診断士2次試験は一発ツモで合格した「ぶろのり」です。
中小企業診断士2次試験対策の「少しの工夫で他の受験生と差をつけるノウハウ」の第2弾をお送りします。
お前、麻雀は常勝海南だもんな。
おすすめ文具4選【中小企業診断士2次試験】
カシオ|CASIO電卓12行ミニジャストタイプ MW-12GT-N
まず1つ目は、おすすめの電卓、「カシオ|CASIO電卓12行ミニジャストタイプ MW-12GT-N」です。
中小企業診断士2次試験は、鬼門中の鬼門「事例Ⅳ」が存在します。
「必要な機能」「サイズ感」「押し心地」の3拍子揃った電卓が事例Ⅳの攻略に必要です。
特に日頃あまり使わない「メモリ機能関連キー」は2次試験の勉強時にマスターすることになります。
事例Ⅳに必要な「メモリ機能関連キー」は以下の3つです。↓
①「M+:メモリープラス」
②「M-:メモリーマイナス」
③「MRC:メモリーリコール/メモリークリア」
メモリ機能関連キーは、そんなに難しくないので問題を解きながら覚えていけばよいです。
そして電卓について、もう一つ重要なノウハウがあります。
電卓は「2個」用意してください。
この電卓は安いので2つ買ってもそれほど大きな出費にはなりませんでした。
それよりリスク回避をしないといけないのは、試験中に電卓が壊れたり、忘れたりすることです。
私は電卓「2個」を大人買いし安心を手に入れました。
ミニジャストサイズがおすすめぇ、試験会場の机は狭いことを想定ぇ。
ジェットストリーム3&1 0.7透明書きやすい MSXE4600071PT
2つ目は、2次試験で一番大事な「シャーペン付き3色ボールペン」です。
問題用紙のマーキングに大きく影響する「シャーペン付き3色ボールペン」。
ペンは持ち替えると時間のロスになります。
そのため、一つのペンで「シャーペン」と「赤ボールペン」「青ボールペン」「黒ボールペン(試験では使わない)」の機能がある「シャーペン付き3色ボールペン」がおすすめです。
「使いやすさ」「軽さ」「持ちやすさ」の3拍子揃っているのが「ジェットストリーム3&1」。
もちろんペンも最低2本は持っておいた方がよいです。
マーキングの仕方は後ほどご説明いたします。
サクラクレパス 消しゴム ピュアスリム
3つ目は、2次試験対策におすすめの消しゴムです。まとめシート著者の野綱さんも、この「サクラクレパス 消しゴム ピュアスリム」をおすすめしています。
おすすめする理由は3点あります。
1点目は「細かい場所をピンポイントで消せる」です。
2次試験の解答用紙はマス目になっています。マス目の1文字や2文字だけを消したい場面も多く発生します。その際にピュアスリムの名前に恥じないスリムな形状でピンポイントに文字を消せます。
またスリム(細い)だからといって折れたりしません。丈夫です。
2点目は「単純に消す力が強い」です。
消しゴムとしてのポテンシャルがかなり高いです。消す力が弱い消しゴムだと、手に力が入って用紙が破れたり、消したくない文字まで消してしまう恐れがあります。
落ち着いて試験を受けることができます。
3点目は「消しゴムのカスがまとまる」です。
消しゴムのカスが散らばっていると邪魔です。また散らかった消しゴムのカスを机の下に落とす人は美しくありません。
私は「サクラクレパス 消しゴム ピュアスリム」のおかけで、まとまった消しゴムのカスを各事例の試験ごとにゴミ箱に捨てて受験会場を汚すことなどしませんでした。
普通の事を偉そうに言うな。大谷君を見習え。
見た目もオシャレぃ!お気に入りぃ!
クツワ アルミ定規15cm
最後は、問題用紙を「シャー」っと破るための「クツワ アルミ定規15cm」です。
中小企業診断士2次試験開始直後の謎の儀式「問題用紙破り」で活躍します。
前回の記事で説明をしていますので良かったら見てください。
「謎の儀式」言いたいばっかだな。
マーキングの仕方【中小企業診断士2次試験】
問題用紙のマーキングに必要な文具
私が辿り着いた、問題用紙のマーキングに必要なペンは以下の2点のみです。
①「シャーペン付き3色ボールペン」※先ほど説明したペン
②「黄色のマーカーペン」
中小企業診断士2次試験の合格者は、実に様々なマーキング方法を行っています。中にはペンを何本も何色も使う方もいるようです。
自分に合うやり方が一番だと思いますが、できるだけ時間を無駄にしたくない私は「シンプル2本戦法」が一番効率が良いと感じました。
要領が悪い人におすすめ。
実際の問題用紙のマーキング【中小企業診断士2次試験】
以下は実際私が受験した令和3年度の事例Ⅱの「問題用紙」です。
少し見にくいですが、黄色のマーカーを引いて、文字の上に赤と青に分けてSWOTの頭文字を書いています。
順序としてはまず重要な部分に黄色のマーカーを引きます。
注意するフレーズはさまざまありますが、例えば
・「」で括られた言葉
・繰り返される類似表現
・強調表現、欄外注記別表
・顧客ニーズ、伸ばすべき強み、課題、問題点
などにマーカーを引いていきます。
同時に「シャーペン付き3色ボールペン」でSWOT分析を行っていきます。
特に事例ⅡはSWOT分析の設問があるため重要ですが、他の事例でもSWOT分析は同じように印を付けます。
前向きなS(強み)O(機会)は赤色、後ろ向きなW(弱み)T(脅威)は青色で文面の上にそれぞれのアルファベットを書いて後で見たときに分かりやすくしています。
黄色のマーカー部分でさらに重要そうな箇所はシャーペンで下線を引いたりして目立つようにもしています。シャーペンは消せるので気楽に線を引くことができます。
解答用紙に記入する際、字数が足りない時なども黄色のマーカー部分を中心に見返せば、全部読むより効率が良くておすすめです。
この令和3年度事例Ⅱの「豆腐に旅をさせるな」は名言だったねぇ~。2次試験面白いぃ!
設問用紙のページは重要
次は、実際私が受験した令和3年度の事例Ⅱの「設問用紙」です。
この設問用紙のページの活用は重要です。
解答用紙を書くためには「適当な」下書きが必要です。
設問ごとに先ほどのマーカーや色ペンでチェックしたフレーズの中から、解答に必要なものをピックアップします。
私は「完全な」下書きはおすすめしません。なぜならしっかりとした下書きは時間がかかるからです。
2次試験は時間との勝負です。設問用紙の空欄に「適当な」下書きをして、か~らの「解答用紙にダイレクト記入」です。
この男、この方法で2次試験を合計271点(240点が合格ライン)とっているぞ。
先に「問題用紙から読むか」「設問用紙から読むか」
最後に中小企業診断士2次試験の「問題用紙から読むか」「設問用紙から読むか」についておすすめ方法をお伝えしたいと思います。
私が体験して辿り着いたおすすめ方法は
「問題用紙」を少し(2~3段落程度)読んでから「設問用紙」をしっかり読み、それから「問題用紙」を最後まで読む、です。
この方法の良い所は、最初に問題用紙を少し読むことで、その企業がどんな感じの企業なのかを掴めます。
そして先に「設問用紙」をしっかり読むことで、設問で問われているフレーズを探しながら問題文を読むことができます。
先ほどのマーカーや色ペンのチェックもスムーズに行えると思います。よかったら試してみてください。
合理的ですね。
以上、おすすめ文具4選とマーキング編【中小企業診断士2次試験】でした。
受験の時を思い出して記憶力の悪い頭から絞り出しました。中小企業診断士2次試験を受験される方のお役に立てれば幸いです。
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