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【IPA試験再編】ITストラテジストはなくなる?合格者が感じた本音と新制度を解説

ITストラテジスト

2026年、IPA(情報処理推進機構)は情報処理技術者試験の大規模な再編を発表しました。

応用情報技術者試験を基盤とした新しい資格体系への移行、高度試験区分の見直し、新たな専門資格の創設など、情報処理技術者試験制度は大きな転換期を迎えます。

IT業界にとって前向きな改革だと思います。

しかし、令和7年度にITストラテジスト試験へ合格したばかりの私には、一つだけどうしても寂しいことがあります。

「ITストラテジスト」という試験区分がなくなってしまうことです。

この記事では、IPA試験再編の概要、新制度との違い、そして合格者として感じた率直な本音を書いてみたいと思います。

ワルのり
ワルのり

ITストラテジストと言いたいだけの男


IPA試験再編とは?

近年のIT業界は、AI、クラウド、データ活用、サイバーセキュリティなど急速に求められるスキルが変化しています。

こうした変化に対応するため、IPAは情報処理技術者試験制度を大幅に見直すことを発表しました。

これまでのように、

  • ITストラテジスト
  • システムアーキテクト
  • プロジェクトマネージャ
  • ITサービスマネージャ
  • システム監査技術者

といった個別の高度試験区分を受験する制度から、

応用情報技術者試験を共通基盤とし、その上に専門分野を積み上げる新しい体系へ変わる予定です。

受験者にとっては、キャリアに合わせて資格を取得しやすくなるというメリットがあります。


現行制度と新制度の比較

項目現行制度新制度(予定)
基礎資格応用情報必要な専門資格を選択
専門資格高度試験を個別受験必要な専門資格を選択
試験体系午前・午後・論文より実務・専門分野重視
学び方一発勝負の側面が強い段階的にスキルアップ

時代に合わせた制度へ進化することは歓迎すべきでしょう。

一方で、「難関試験を突破した」という達成感やブランド性は、これまでとは少し変わるかもしれません。


ITストラテジストがなくなるのは、本当に寂しい

ここからは完全に私の本音です。

かなりショックでした。

私は令和7年度にITストラテジスト試験へ合格しました。

ITストラテジストは、高度情報処理技術者試験の中でも最難関資格の一つとして語られることが多い試験です。

午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰ、そして午後Ⅱでは約2,000字の論文を書き、自分の経験を論理的にまとめる力まで求められます。

合格したときは、本当にうれしかった。

そして、これは正直に言います。

半分くらいは「まぐれ」で受かったと思っています(笑)。

だからこそ、

「せっかく受かったのに……。」

という気持ちは、今でもあります。

ワルのり
ワルのり

ITストラテジストと言いたいだけの男


知名度が低い資格だからこその寂しさ

ITストラテジストは、一般には決して知名度が高い資格ではありません。

「国家資格」

「高度情報処理技術者試験の一つ」

にもかかわらず

「へぇ。」

で終わることも珍しくありません。

それでも私は、

「ITストラテジスト」

を名刺に記載し、誰かに気づいてもらうことを密かにずっと持っていました。

ワルのり
ワルのり

結局、名刺のITストラテジストは一度もふれられないまま・・・

今でもこんな状態なのに、試験名までなくなると、

「昔あった資格なんです。」

そんな説明まで必要になるかもしれません。

知名度が低い資格なのに、さらに分かりづらくなる。

そこが一番寂しいのです。


でも、身に付けた力はなくならない

冷静に考えれば、資格の本質は名前ではありません。

ITストラテジストの勉強で身に付いた、

  • 経営戦略
  • DX
  • システム化構想
  • ITガバナンス
  • 投資評価
  • 論理的思考
  • 論文作成力

これらは仕事で確実に役立っているはずです・・・

私は、合格までに10年を捧げた中小企業診断士でもありますが、「経営」と「IT」を結び付ける視点は、この試験を通してさらに磨かれたはずです・・・

資格名が変わっても、この経験だけは誰にも奪えません。

ワルのり
ワルのり

肩書だけで実力ないのでは


よくある疑問(Q&A)

Q1. ITストラテジスト資格の価値はなくなるの?

いいえ。

すでに取得した資格が無効になるわけではありません。

履歴書や職務経歴書にも、取得した資格として記載できます。

制度が変わっても、合格した事実は変わりません。


Q2. ITストラテジスト取得者は新資格も取得したことになる?

現時点では、そのような発表はありません。

新制度では資格体系が変わるため、「自動的に新資格を保有している」と扱われるわけではない見込みです。

今後、IPAから詳細な経過措置が示されることが期待されます。


Q3. これから受験するなら現行制度と新制度、どちらがいい?

どちらにもメリットがあります。

現行制度では「難関試験を突破した」という実績が得られます。

新制度では、より実務に沿った形で段階的に専門性を高められるでしょう。

どちらを選んでも、大切なのは資格名ではなく、学び続ける姿勢です。


最後に(IPA試験再編「ITストラテジスト」)

制度は変わります。

資格名も変わります。

でも、努力して得た知識や経験は一生ものです。

ワルのり
ワルのり

実務をしてないと、すぐ忘れる

私はこれからも胸を張って、

「令和7年度 ITストラテジスト試験 合格」

心の中で言い続けます。

午後Ⅱで約2,000字の論文を書き、何度も書き直し、ようやく手にした合格。

その経験は、私にとって大きな財産です。

それでも……

最後に一言だけ言わせてください。

IPAさん。

新制度には何も言いません

でも、「ITストラテジスト」という名前だけは残してほしかった。

ちくしょー。せっかくまぐれで受かったのに。

「最難関資格の一つ」と呼ばれたあの肩書きを、もう少し長く名乗っていたかった。

ワルのり
ワルのり

2年だけ・・・

そんなことを思ってしまうのは、きっと私だけではないはずです。

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