こんにちは、中小企業診断士1次試験合格までに10年も費やした男「ぶろのり」です。
今回は、私の中小企業診断士1次試験合格までの失敗談を踏まえ、通信講座「診断士ゼミナール」を実際使ってみた体験談をお伝えしたいと思います。
この記事はこんな方に読んでほしい
・中小企業診断士にチャレンジしようと思っているがどの通信講座がいいのか分からない
・できるだけ費用をかけずに中小企業診断士の勉強をしたい
・通信講座の申込みを検討しているが最後の一歩が踏み出せない
診断士ゼミナールは「分かりやすい」「受講しやすい」「安い」の3拍子!
中小企業診断士の1次試験を突破できたのは「診断士ゼミナール」のおかげ
私は中小企業診断士1次試験合格までに10年もかかりました。これは、もはや変人の領域です。
もちろん周りに中小企業診断士の試験を受けている人がいないため集計はできませんが、ネットで調べても「1次試験」に10年もかかっている人は見たことがありません。
普通の人が苦戦するのは2次試験です。2次試験ならば何年もかけて合格を目指す人はたくさんいます。
中小企業診断士は2次試験が鬼門なのです。
逆に言えば、1次試験はある程度勉強すれば合格できる試験です。
したがって中小企業診断士を受けようと思うレベルの人であれば、1次試験は2~3年で通過が普通ではないでしょうか。
逆に上手くいかない人は、2~3年で中小企業診断士の試験から撤退するはずです。
それを、10年も続けるとは、「自分の実力を認める事ができないのか」「諦めが悪いのか」「図太いのか」。
異常者だな
違います。勉強の仕方が悪かったのです。(頭も悪かったのです。)
自分に合った勉強法が確立できていなかったからだと分析をしています。普通の人が合う勉強法が自分に合うとは限りません。
私の場合は「診断士ゼミナール」の勉強法が「ビタッ!」と合いました。
診断士ゼミナールの良さは後述しますが、とにかく説明が「分かりやすく」「親切」です。
要するに物分かりの悪い人におススメのようです(笑)
中小企業診断士1次試験合格までの道のり、使ったテキスト
実際、私は2019年度から「診断士ゼミナール」を始めて2年で1次試験を突破できました。
それまでは「TACの中小企業診断士スピードテキスト」を使っていました。
とても評判のいい教材です。
しかし「スピードテキスト」「スピード問題集」「1次過去問題集」を7教科全て揃えると3万円以上します。
私はそれを2回ほど購入しましたが、ほとんど開いていない教材さえありました。良い教材でも、私にとってはとても難しかったのです。
■直近5年の筆者の「中小企業診断士1次試験」の成績
経済学 | 財務会計 | 企業経営 | 運営管理 | 経営法務 | 情報システム | 中小企業経営 | |
2017年度 | 52 | 48 | 免除 | 53 | 48 | 免除 | 33 |
2018年度 | さぼり | さぼり | さぼり | さぼり | さぼり | さぼり | さぼり |
2019年度 | さぼり | 36 | 51 | さぼり | さぼり | さぼり | さぼり |
2020年度 | 56 | 44 | 57 | 51 | 72 | 64 | 60 |
2021年度 | 80 | 64 | 70 | 72 | 免除 | 免除 | 免除 |
※「免除」は前回又は前々回に科目合格している教科、「さぼり」はさぼって試験を受けなかった教科
さぼってますね~。2017年より前の成績は開示請求をしても取得できないため分かりませんが、上記が筆者の直近5年の1次試験の成績です。
診断士ゼミナールで勉強した後の2020年度からは合格点数(60点以上)が出せるようになっています。
中小企業診断士は得点が開示されません。そのため開示請求は「鬼門の2次試験」の点数を知るために行う伝統行事でした。
開示請求を行うと5年前までの1次試験と2次試験の得点に対する回答がもらえます。(2022年度より2次試験の得点は通知されるようになり、情報開示請求は不要となりました。)
2021年までは合格しても得点に関する情報は一切公開されませんでした。したがって開示請求で自分の得点を知る方法しかなかったんですね。
診断士ゼミナールの良かった点
それでは診断士ゼミナールを受講して良かった点です。
1.分かりやすい動画講義
まず間違いなく動画講義は分かりやすいです。体験者が保証します。動画とともに勉強するテキストもイラストやグラフが多く、文字だけのテキストよりとても分かりやすいと感じました。
また通信講座は倍速で受講できるのが最大のメリットです。対面講義では倍速はできませんし、移動時間も無駄ですもんね。
3分で分かる診断士ゼミナール動画がおすすめのポイントがまとまってます。良かったらご視聴ください。↓
2.ダウンロード形式
私が診断士ゼミナールを選択した大きな理由が動画講義が「ダウンロード形式」な点です。
パソコンで動画講義を受けたい方は、ダウンロードをしておけばいつでも視聴できます。
もちろんスマホのアプリで等で外出中に勉強することもできますが、テキストを見ながら重要な部分にチェックをいれたり、書き足したりする方が頭に入ります。
またオンライン上でしか動画講義が受けれない通信講座だとスマホの通信料も気になります。
スマホの月間容量上限が3GBの私はダウンロードが出来てオフラインでも見られる診断士ゼミナールは快適でした。
追加料金が発生しますが、印刷テキストは購入した方がよいぞ。
3.「3年間」受講延長無料制度の存在
複数年度で1次試験に合格を目指す方にとてもおすすめな制度です。
3年間は無料で新しい動画講義が受講できます。
そして、中小企業診断士1次試験は複数年度で合格を目指す場合、激熱方法があります。
それは2次試験に関連が薄い科目を1年目に重点的に勉強して合格し、2年目は2次試験に関連が深い科目を勉強して合格する方法です。
2次試験に関連が薄い科目:「経済学・経済政策」「経営法務」「経営情報システム」「中小企業経営・中小企業政策」の4科目
2次試験に関連が深い科目:「財務・会計」「企業経営理論」「運営管理」の3科目
2年目に2次試験に関連の深い科目を勉強することで、1次試験の勉強をしながら2次試験の勉強にもなり一石二鳥の方法です。
筆者は偶然にもこの法則に近い科目合格をすることで2次試験に向けて効率的な勉強ができました。
それはツイてたなぁ!ツイてるツイてる斎藤一人!
診断士ゼミナールの悪かった点
1.「2次試験対策」には弱い
1次試験対策には強い診断士ゼミナールですが、2次試験対策には独自の勉強が必要だと感じました。
10年間、1次試験を突破できなかった私を合格レベルまで引き上げることができた診断士ゼミナールは凄いです。
一方で2次試験は診断士ゼミナールだけで受かるのは至難の業です。なぜなら2次試験はクセが強すぎるからです。
1次試験は診断士ゼミナールで勉強し、2次試験は診断士ゼミナール+独学がおすすめです。
別記事で2次試験のおすすめテキストを紹介していますので良かったらご覧ください。↓
中小企業診断士2次試験は情報戦です。色んな情報から自分に合った勉強法を見つけましょう。
2.合格お祝い金制度が「恥ずかしがり屋」には難しい
診断士ゼミナールは合格者に対して「合格お祝い金制度」というものがあります。
お祝い金は3万円で太っ腹です。しかしお祝い金を受取るためには、体験談や合格証書の写しとともに「本人の写真」が必要とあります。
恥ずかしがり屋の私は3万円をしぶしぶ諦めたのでした。
顔バレが苦手な男
まとめ
中小企業診断士「診断士ゼミナール」を体験した忖度なしの情報をお伝えしてきました。
総括すると、私にとっては診断士ゼミナールなしでは中小企業診断士の合格はありませんでした。
いくら業界最安値であっても通信講座の受講料は無駄にしたくはありません。そのため間違いなく、他のテキストだけを使っていたころよりエンジンがかかりました。
何事もリスクをとらなければ前には進めません。私は独学だからと言い訳をつけて正面から向き合って中小企業診断士の勉強をしてこなかったのだと思います。
本気度の低さと持ち前の頭の悪さで、合格までに人生の4分の1ほどの時間をかけてしまいました。
もっと早く気づけば、もっと効率よくできたはずです。この私の失敗談が少しでも皆さんのご参考になればと思います。
中小企業診断士合格のための最初の一歩に、中小企業診断士に特化した「診断士ゼミナール」おすすめです!
自分が受かるわけないと思ってた試験に受かるのは気持ちいぃ!
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